平成25年度補正定置用リチウムイオン電池導入支援事業費補助金の対象機器

■□  中国経済産業局メールマガジン  ≪無料≫  □■
    『METI CHUGOKU TIMES』 No.668/2014.03.03


公募

【01】 平成25年度補正定置用リチウムイオン電池導入支援事業費補助金の対象機器(予告)
http://sii.or.jp/lithium_ion25r/first_device.html

【02】 平成25年度補正ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業
http://sii.or.jp/zeb25r/about.html

【03】 平成25年度補正エネルギー使用合理化事業者支援事業
http://sii.or.jp/cutback25r/first.html

イベント

【01】 中活法改正法案及び補助金等関連支援施策説明会
http://www.chugoku.meti.go.jp/event/ryutsu/140303.html

お知らせ

【01】 旬レポ中国地域3月号を発行しました
http://www.chugoku.meti.go.jp/info/densikoho/MT.htm

関係団体等からの情報提供

□01 平成25年度補正 創業促進補助金
http://www.chugoku.meti.go.jp/koubo/keieishien/140228_1.html

□02 平成26年度第1回見本市等出展助成金
http://www.sss.city.hiroshima.jp/hotnews/h26_mihonichi_1.html


▼チャレンジ応援団メール

■日本刀から航空機へ
応援団長【局長 若井 英二】

先月初めの週末、島根県奥出雲町で古くから伝わる「たたら」による製鉄の現場を見せて頂く機会がありました。かつては中国山地の各所で行われていた「たたら」製鉄ですが、今ではこの奥出雲町に再建された「たたら場」で年3回、日本刀の原料となる玉鋼を生産する目的で行われるだけとなりました。

奥出雲町は雪深い地ですから、冬に現地に伺うには長靴が必需品なのですが、幸いその2日間は雪も少なく、普段どおりの格好でお邪魔することができました。到着した日の夕方、砂鉄と木炭を交互に炉に投入する3昼夜にわたる作業の様子を見せて頂きました。日中も薄暗い建物の中で、ふいごから吹き込まれる空気にあわせて山吹色の炎が立ち上り、空中に火の粉が散る様子は幻想的な雰囲気の漂うものでした。翌日の夜明け頃には、製鉄のクライマックスとなる「釜崩し」に立ち会わせて頂きました。まだ炉の中に炎が残る中、製鉄の過程で徐々に薄くなった炉壁を人力で引き倒していくのですが、壁を少しずつ崩すたびに炉内にこもっていた熱風が遠巻きに見学している私達のところまで伝わり、まだ高熱を帯びて明るく輝く鉄塊が徐々に姿を現す場面は、実に迫力にあふれていました。その後の?(けら)出しも含め、滅多にみることのできない場面ばかりで、貴重な体験をすることができました。

「たたら場」に入らせて頂く前に簡単にご説明をお聞きし、その後に博物館などの展示で確認したところでは、日本刀は少し性質の異なる2種類の玉鋼を組み合わせて作られるものとのことでした。刃になる堅い鋼を外側に、芯になる柔らかい鋼を内側にして、折り返しながら鍛錬することで両方の鋼の性質がうまく組み合わされた日本刀ができあがるそうです。素材としては鋼だけなのですが、現代の傾斜複合材料と同じ考え方に基づいていることになります。もちろん、そのことは最近の材料分析技術の発達に伴って検証が可能になったのですが、長い歴史の中で、現代に通用する技術が体感の中で育まれてきた歴史に驚かされました。

この「たたら場」を管理しておられるのは、安来市で特殊鋼を生産しておられる企業です。特殊鋼を用いた製品には様々なものがありますが、身近なところでは、自動車のオートマチック機構に使用されるCVTベルトや、剃刀の替刃の部分に多く使われているそうです。安来市内には、刃物や特殊鋼に関する高い技術を持つ関係企業も多数あり、その中の1社は航空機用の素材検査技術では、我が国でも有数の実力を持っておられます。古くから伝わるたたら製鉄や日本刀を源流とした技術が、現代の科学技術によってその優位性が検証され、最先端の航空機産業につながっていることがわかり、地域の発展の可能性に勇気づけられる思いがしました。


発行/ 中国経済産業局 広報担当参事官
TEL:082-224-5618 FAX:082-224-5640
Website:http://www.chugoku.meti.go.jp/
E-mail
chugoku-mail@meti.go.jp

広告