JMUと大阪府大、線状加熱に情報技術活用【海事プレス-7/25-】

7月25日発行「日刊海事プレス」に、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)についての記事が掲載されています。

《P7掲載記事転記》

AIが鋼板の曲げ加工を支援
■JMUと大阪府大、線状加熱に情報技術活用

ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は24日、大阪府立大学と共同で、「匠の技」とされる鋼板曲げ加工の作業にAI(人工知能)を活用する支援・自動化システムを開発すると発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構の「製造における非熟練者の判断を支援する人工知能技術の開発」プロジェクトとして受託した。
船の前後部の船殻外板は複雑な3次元曲面で構成されており、鋼板をこの形状に曲げるにあたっては、ガスバーナーによる加熱と水冷を繰り返しながら成形する「線状加熱法」が用いられている。この加熱の位置や方向、順序などがベテランのノウハウで、作業者によって品質・コスト・納期に大きな差がある。今回の研究では、AIが瞬時にこの加熱方案をもとめるとともに、拡張現実(AR)や計測・制御技術を活用した作業支援システムも統合し、非熟練者でも熟練者と同等の線状加熱曲げが可能になるシステムを開発する。
大阪府立大学が開発した超高速線状加熱シミュレーターで大量のシミュレーション結果をAIに学習させるほか、JMUが熟練技能者の加熱データのモニタリングやリアルタイム形状計測などを担当してAIに学ばせる。

jmu_ai

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